
岐阜県の豊かな自然に囲まれた関市は、JR岐阜駅から車でおよそ40〜50分の場所にあります。
今回は、関市の友人に会いに行った際、地元で長年愛されてきた和菓子店を訪れる機会に恵まれました。
お店の名前は『虎屋』。
昭和9年(1934年)の創業以来、関市の地に根ざし、地域の人々に愛され続けてきた、関市を代表する老舗和菓子店です。
今回の私の訪問のお目当ては、岐阜を代表する清流「長良川」で育った「鮎」をかたどった伝統銘菓『鮎菓子』です。
なんと!こちらの鮎菓子は「一度食べると忘れられなくなり、また食べたくなる」、「忘れられない美味しさ」と、知人の間でも大評判だったのです。
「そんなに?」と、私は半信半疑のままお店へと向かいました。そしてとうとう、お目当ての鮎菓子を手に入れました。
果たして、その気になるお味は一体どうだったのでしょうか?
今回は、多くのリピーターが訪れる岐阜県関市の老舗和菓子店『虎屋』の看板商品「小瀬の若鮎(鮎菓子)」を実際に味わった感想を、私が撮影した写真とともにお届けします。
【この記事からわかること】
・関市「虎屋」が長年愛され続ける理由と、老舗ならではの魅力
・名物「小瀬の若鮎(鮎菓子)」や、「鵜飼煎餅」の実食レビュー
・手土産や贈り物に人気の和菓子・取扱商品・価格帯
・関市にある実店舗へのアクセス・営業時間・定休日まとめ
・購入できる場所は?オンライン通販や、岐阜県内の販売店情報
皆様の現地への訪問や、お取り寄せのお役に立てたら嬉しいです。
創業92年・老舗和菓子屋『虎屋』の看板商品『小瀬の若鮎』が生まれた背景

昭和9年(1934年)の創業から92年という、長い歴史を持つ岐阜県関市を代表する和菓子店「虎屋」。
始まりは、初代店主が岐阜市内の有名和菓子店で修業を積み、のれん分けの形で関市にお店を構えたことだと言われています。
当時は「和洋菓子」や「氷菓子」なども扱っていたようですが、2代目の店主になってからは、「地域の観光資源をテーマにしたオリジナルの和菓子作り」へと、方向転換されました。
3代目になる今の店主(和菓子職人)は、日本の和菓子に見られる繊細な「四季の移ろい」や、「わびさび」、そして「岐阜県関市にしか見られない地域の特質」を、虎屋の和菓子に落とし込むことを意識していらっしゃるそうです。
関市といえば刃物のまちとして全国的に有名ですが、岐阜県では長良川の「鵜飼(うかい)」も夏の風物詩として広く知られています。そんな鵜飼で獲れる鮎をモチーフにした虎屋の和菓子『小瀬の若鮎』は、今では全国にその名を知られるほどの人気銘菓となりました。
「小瀬の若鮎」は、岐阜県・長良川の鵜飼シーズンに合わせた期間限定品
岐阜県が誇る清流・長良川の鵜飼は、毎年5月11日から10月15日まで行われる夏の風物詩です。
これに合わせて、虎屋の鮎菓子も期間限定で販売されます。
季節を感じる和菓子として、関市の地域の方々からも、「今年も鮎菓子の季節が来た」と、親しまれています。
「小瀬の若鮎」を実際に食べた感想は?
実は私、どら焼きのようなカステラの皮の中に求肥(ぎゅうひ)が入っている鮎菓子は、これまで自分から進んで食べてきませんでした。
どら焼き風の甘いカステラの皮と、中に入ったもっちりとした求肥の組み合わせが、私の中ではどうもマッチしているように思えず、人から頂いたら食べる、という程度でした。
私自身、大の甘党にもかかわらず、鮎菓子を気に留めたことがなかったのです。
ですが、今回は食べ歩きが好きな知人が「これ以上ない美味しさ」と太鼓判を押し、さらに著名な和菓子職人の方も、こちらの鮎菓子を評価している話を耳にしたため、「これは一度は食べてみなければ!」と思っていました。
そしてとうとう訪問の念願が叶ったのです。
「小瀬の若鮎(鮎菓子)」は食べてみると、期待以上の美味しさでした。
そこまで期待していなかった私にとって、『小瀬の若鮎』は、それまで抱いていた「どら焼きのような皮と求肥の組み合わせは少しミスマッチ」という鮎菓子のイメージを、見事に覆す美味しさでした。
カステラ生地の柔らかさに感動!程よく甘い
他の鮎菓子と何が違うと言えば、外側のどら焼きのようなカステラの生地です。
ふんわりと心地よい弾力があり、一口かじった瞬間に「この皮の柔らかさは何なの?今まで食べてきた鮎菓子の生地と全く違う」と驚きました。
口に含んだ瞬間もふわっふわっで、信じられないほど柔らかく弾力があります。
さらに、中に包まれた求肥の硬さや柔らかさにも驚きました。
求肥の伸びが良く、歯切れも良い。生地と求肥の相性の良さに感銘を受けました。
味付けも、上品な味わいで全体的に甘さが控えめでした。
甘すぎず、程よく甘い。それでいてさっぱりしている味なのですが、後味がスッキリと爽やか。
これなら何本でも食べられそうです。
一度食べた人をたちまち虜にしてしまう魅力が、この「小瀬の若鮎」にはある、と感じました。
見た目の上質な佇まいもさることながら、この何本でも食べてみたいと思わせる美味しさには、関市の上品な文化や、日本が持つわびさびが感じられます。
『小瀬の若鮎』は1本190円!気軽に買える価格も魅力
また1本190円(2026年6月時点)と、気楽に買える価格もとっても魅力的です。
『小瀬の若鮎』(鮎菓子)をお土産にするために、人々が並んでまで買っていく理由がよく分かりました。
著名な和菓子職人さんが、こちらの鮎菓子を高く評価している理由も、自分で実際に現地で食べてみて頷けました。
この体験をきっかけに、『小瀬の若鮎』は、私がこれまで食べた「鮎菓子」の中では一番のお気に入りになりました。
『小瀬の若鮎』の原材料はシンプル「小麦粉・卵・砂糖」
『小瀬の若鮎』(鮎菓子)の原材料は「小麦粉、卵、砂糖」といったシンプルなものだそうです。
ただ、その素材を混ぜるタイミングや、繊細に毎日変わる日本の湿度や気候によって、焼き加減を微調整しているそうです。
求肥を包むカステラ生地は繊細で柔らかな仕上がりになり、無駄のない、実に上品な味わいです。
リピーターも多く『一度食べたら忘れられない鮎菓子』


「小瀬の若鮎」は口コミを調べても高評価が多く、以下のような感想が見受けられました。
『小瀬の若鮎』の感想・高評価な口コミ、さまざま
・『蜂蜜入りのふんわりとした生地と、中に入った柔らかい求肥の甘さがたまりません。』
・『岐阜らしさを感じるこの鮎菓子は、ぜひ手土産に使いたい。』
・『季節限定というのも特別感があって良い。』
・『またこの季節が来たなぁと、岐阜長良川に思いを馳せる』
・『昔ながらの和菓子屋さんの安定した味には、安心感がある。』
・『この鮎菓子は、他のお店の鮎菓子とは歴然として味が違う。』
・『求肥のモチモチ感と、生地とのバランスが絶妙。』
岐阜の手土産として毎回持ち帰るほど気に入っている方もいるそうです。
『小瀬の若鮎』の感想・気になった点3つ
岐阜の名物「小瀬の若鮎」は高評価が多いですが、一方で以下のような意見もあります。
1. 季節限定のため、買えない時期がある
夏期限定なので、買いたい時に買えない。
このタイミングで欲しい、贈り物にしたいという時に利用できずに残念。
2. 甘さが強いと感じる人も?
甘さの感じ方は人それぞれですが、蜂蜜入りのふわふわ生地と求肥の、奥ゆかしいさわやかな甘さは、さらなる薄い甘さを好む人には少し甘く感じる、という意見も見受けられます。
3. 日持ちがしない
贈答にしたい場合、日持ちが重要になることもしばしばです。
生菓子なため、長期保存向けではありません。
長距離の持ち運びや贈答には、注意が必要になります。
第23回全国菓子博覧会 厚生大臣賞 受賞『観音さま』もおすすめ!

関の老舗和菓子屋『虎屋』の魅力は、名物の鮎菓子『小瀬の若鮎』だけにとどまりません。
実はその他にも、数々の和菓子が全国菓子大博覧会などの権威あるコンテストにおいて、輝かしい賞を受賞されているのです。
私があらためて感銘を受けた、数々の和菓子の受賞実績がこちらです。
・シナモン風味の焼き菓子『観音さま』:第23回全国菓子博覧会 厚生大臣賞 受賞
・つぶあんの最中『孫六面影』:茶道家元賞受賞(茶道家元御用達として認められるほどの高評価です)
・きな粉をまぶしたよもぎ餅『ふいご』:橘花榮光章受賞
・南高梅を使った「梅ゼリー」:農林水産大臣賞受賞
・冬の期間限定で登場する和菓子「円空さん」:名誉総裁賞を受賞
この輝かしい受賞歴こそが、長きにわたり関市という地域で親しまれ、信頼され続けている理由なのだなと深く納得しました。
このように、日本の繊細な四季折々で、それぞれの評価を受けた異なる和菓子を味わえることも、『虎屋』の大きな魅力の一つですよね。
生菓子である鮎菓子が販売されていない時期に訪れたとしても、上記の品々や、それ以外の豊富な銘菓たちを通じて、『虎屋』という代々受け継がれてきた老舗の味わいを堪能できるのが、大の甘党の私にはありがたいです。
店舗情報|虎屋(岐阜県関市)
店名:関市虎屋
住所:〒501-3886 岐阜県関市本町7-25
電話番号:0575-22-0302
営業時間:8:30〜18:00
定休日:火曜日・水曜日
アクセス:長良川鉄道「関駅」より徒歩圏内
駐車場:あり
お支払い方法:現金対応。 その他のお支払い方法は店舗へ直接ご確認ください。
※楽天市場やYahoo!ショッピングなどの大手通販サイトのほか、岐阜県関市のふるさと納税の返礼品として取り扱われているケースもあり。
ブレス(管理人)鮎菓子は季節限定で、早い時期に売り切れるほどの人気ぶりだそうです。店舗でお求めになる方は早めに伺いましょう!
まとめ|実店舗とあわせて楽しめる、岐阜県関市の老舗和菓子


今回ご紹介した『虎屋』は、岐阜県関市で90年以上にわたり愛され続ける和菓子店です。
看板商品の「小瀬の若鮎」は、ふんわりとした生地とやわらかな求肥が絶妙に調和した、私がこれまで食べた鮎菓子の中でも特に印象に残る美味しさでした。
1本190円(2026年6月時点)と手に取りやすい価格も魅力的です。
一方、看板商品の「小瀬の若鮎」だけではなく、全国菓子博覧会などで受賞した実力の和菓子も数多く揃っており、長年培われてきた職人の技の確かさをうかがえます。
実店舗は岐阜県関市にありますが、楽天市場やYahoo!ショッピング、ふるさと納税の返礼品などで購入できる商品もあるため、遠方の方でも手軽に楽しむことができます。
しかし、関市を訪れる機会があれば、ぜひ実店舗へ行かれてみてください。岐阜ならではの和菓子を味わいたい方には、自信を持っておすすめできる和菓子店です。
あわせて読みたい「グルメ記事」
▼【岐阜グルメ】「よし奈」完全ガイド|人気創作和食店の実食レビューと予約方法


▼【鈴鹿の隠れ名店】創業100年・亀屋 清泉庵の和菓子が想像以上に美味すぎた!


▼【内閣総理大臣賞受賞の実力!】岐阜「だるま堂」の豆大福はこの価格で買える?





各地で見つけた美味しいものや、お取り寄せの記録をしています。ぜひ遊びに来てくださいね。
『心地よいジャーナル♪』







コメント