
海なし県の「岐阜」で、本格江戸前鮨が食べられる?

岐阜市で本格的な江戸前寿司を食べられるお店があります。そのお店の名は『鮨たなか』。
JR岐阜駅から徒歩20分、名鉄岐阜駅からは徒歩15分ほどの街中の地下一階に『鮨たなか』は店を構えます。
岐阜県に住む食通の間では、知らない人はいないほど、鮨たなかの確かな職人の技術によって握られた寿司は評価が高い。私も知人から聞いてはじめてこちらのお店を知りましたが、『鮨たなか』はなぜここまで人気なのか?
海なし県の「岐阜」で体験する本格江戸前鮨『鮨たなか』の魅力に迫ります。
今回は、実際に私が夜に食したコース内容と撮影した画像と共にご紹介します。
『江戸前鮨』の卓越した職人手腕を持つ親方

なんといっても、『鮨たなか』の親方(寿司職人)は、魚を寝かせてそこから極限まで旨味を引き出す、江戸前の技が卓越しています。
通常であれば、締めた魚をそのまま握るケースがほとんど。
しかし、『鮨たなか』の親方は、例えばコハダに関しては4日寝かせて素材の味わいを凝縮させています。煮はまぐりには、濃厚な江戸前のタレをかけ合わせます。
白身魚や青魚も、シャリとのバランスを考えてひちつずつ丁寧に手間ひまをかけます。決して仕込みへの手間を惜しまない親方の姿勢が、一貫食べるごとに感じられるでしょう。
『氷冷蔵庫』置く、 お店の徹底したこだわり
私たちが席に着くと、カウンター越しに対面する「氷冷蔵庫」が最初に目につきます。
今の時代では、めったに見られなくなったと親方がおっしゃっています。東京など全国の老舗江戸前寿司店にはあるようですが、岐阜ではあまり見かけないとのこと。とにかく貴重な冷蔵庫だそうです。
外装は、檜(ひのき)のように見える木で囲われています。一見すると、箪笥(たんす)のようにも見えます。親方が寿司を握る後ろに鎮座する、貫禄ある『氷冷蔵庫』。それはまるで『鮨たなか』の守り神のように、私には見えました。

【氷冷蔵庫イメージ画像】冷蔵庫の写真は撮ることができなかったので、フリー画像をお借りしました。『鮨たなか』にあった氷冷蔵庫は、このフリー画像の冷蔵庫よりも、もっと色が薄い白っぽいヒノキの木でできています。金具ももう少し付いていました
ブレス(管理人)私が伺った際にはカウンター席が満席で、とても忙しそうでした。そのため、なかなか写真を撮るチャンスがありませんでした。
今度伺った時は、忘れずにカウンター内に鎮座する貫禄の氷冷蔵庫の写真を撮らせてもらわなきゃ!
『寿司の道一筋』親方の向上心と努力


『鮨たなか』の親方は、その昔、岐阜では名だたる「すし八」で長らく修行を積んだ後、独立されたそう。
お休みの日も魚の仕入れやお店のことを考え、常に仕事にフル稼働だといったお話を伺いました。常に良い方向に改善策を考え、研究熱心で挑戦する姿勢が会話の節々から感じられます。これら親方の向上心があってこその『鮨たなか』です。
コース内容と値段は?


『鮨たなか』には、これまで2〜3回ほど伺ったことがあります。最後に伺ったのは2025年の秋でした。
お昼は営業しておらず、夜のみの営業で、お料理の内容はお任せコースのみとなっています。私たちが頼んだのは、17,000円(税別)のお任せコース。現在は、もう少し値上がりしているかもしれません。お酒を飲むと1人20,000円ち超えます。たくさん飲めば30,000円ぐらい行くでしょう。
親方が丁寧に仕込まれた厳選した魚たちという素材は、氷冷蔵庫に大切にしまわれています。
親方の手間暇と厳選された一流の食材を考えると、このお値段は決して高くはないと私は実感しました。
一緒に行った友達は、毎年京都の有名な江戸前寿司のお店に食べに行くほどの寿司通。ですが、「京都に行かなくても岐阜で本格的な江戸前寿司が食べられる」と感動していたほど!
ことのほか、魚好きの私が嬉しかったのは、お通しにお刺身がたくさん出てきたことです。お刺身だけでもOKなのですが、やはりお寿司と言えば、あのピリッと酢の利いた酢飯が食べたいですよね!
ということで、お待ちかねのお寿司が出始めました。全部で10貫ほど。最後の赤出しとデザートは写真に収めていませんが、フルコースのお寿司のうち8〜9割は写真に収めました。その内容は以下です。
1品目は上に掲載写真。タコとシメサバ。シメサバはさることながら、タコの新鮮さと甘みが格別でした。


織部の板皿に美しく盛り付けられた、マグロ、スルメイカ、甘エビ、ヒラメの刺身、貝類


このタコの姿が美しくて、あらゆる角度から写真を何枚も撮りました(笑)


黒い漆の上の赤貝。口に入れた途端、甘みが堪りません!


ヒラメの握り。染み込んだタレとのバランスが絶妙


トロ!10巻ほど食べれますが(笑)、この日は他のメニューもあるのでグッと我慢。


平貝(タイラガイ)の貝柱がなんとも言えず美味しかった。海苔で包んで食べます。噛むほどに弾力がありしっかりした噛みごたえ。貝柱の甘みが噛みしめるほどに口の中で広がります。



あーだめだ。この貝柱がどうしても食べたくなった。また予約してしまいそう。でも今月は金欠なんだよね。
このあと、だし巻き卵とかんぴょう巻き、赤だしで締めです。私は寿司屋の鉄板、甘いだし巻き卵が得意ではないので、きゅうり巻きを代わりにいただきました。
このあと、だし巻き卵とかんぴょう巻き、赤だしで締めだったよね。
私は寿司屋の鉄板、甘いだし巻き卵が得意ではないので、きゅうり巻きを代わりにいただいたよ。とっても美味しい満足のコース!自分へのご褒美に奮発して再度いきたいなと感じたお寿司やさんでした。
予約時の注意点


完全予約制のため、事前連絡は必須です。週末や記念日は数週間〜1ヶ月前には予約を入れておくことを推奨します。電話予約の際に苦手な食材やアレルギーを伝えておくと、当日がスムーズです。
駐車場は完備されていないため、近隣のコインパーキングか公共交通機関を利用してください。名鉄岐阜駅からは徒歩約16分、川端町に位置しています。
店舗情報|鮨たなか(岐阜市)


・店名:鮨たなか
・住所:岐阜県岐阜市川端町13-1 EAST ASANOビル B1F
・電話番号:058-263-6133
・営業時間:17:30~22:00 (完全予約制)
・定休日:日曜日、祝日
・予算:¥15,000~¥19,999(口コミ平均 ¥20,000~¥29,999)
・最寄駅:名鉄岐阜駅から徒歩約15分(約1.2km)
・支払い方法:クレジットカード可(JCB、AMEX、Diners、VISA、Mastercard)
まとめ:岐阜で本格江戸前鮨を食べるなら『鮨たなか』


『鮨たなか』の親方がこだわり抜いた素材への手間暇のかけ方、コース内容、そして握りに込めた思いをひしと感じられる、納得のコース内容でした。
「またいつか行きたいなぁ」そう思いながら、私はお店を後にしました。
一番びっくりなのは、海なし県の岐阜にこれほどクオリティーの高いお寿司屋さんがあること!
寿司好きの私には、わざわざ遠くに出かけなくても、『鮨たなか』で本格的な江戸前寿司が味わえることは、とても幸せなことです。
「今月は奮発して、岐阜市内のとびきりのお寿司に行こう!」とひらめいた方は、ぜひ『鮨たなか』も候補に入れてみてください。間違いなく、満足のひとときを過ごせることでしょう。
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