【岐阜グルメ】「よし奈」完全ガイド|人気創作和食店の実食レビューと予約方法

岐阜市の閑静な住宅街にある「よし奈」は、近年、予約が取りにくい創作和食店として注目を集めています。

こちらのお店に初めて伺ったのは、2021年。きっかけは、知人の紹介からでした。
その時いただいた、あまりの料理のクオリティの高さに感動し、それ以来、お店に行くたびに次の席の予約を取るようになりました。

最初の頃は待たずに予約できたのですが、あれよあれよと、数ヶ月、果ては1年待ちに……。
今回は、岐阜の創作和食店「よし奈」の人気の秘訣と、豪華なコース内容、予約ポイントまでを、実際に訪問していただいた料理の写真と感想を交えてまとめました。


【この記事からわかること】
・岐阜の人気創作和食店「よし奈」が、圧倒的な人気を集める理由
・オリジナルランチ・ディナーコースの内容と、実食レビュー
・季節の創作和食と人気デザートの魅力
・シェフ夫妻の経歴と、温かなお人柄
・予約方法・アクセス・駐車場など来店前のポイント


この記事が、皆様の岐阜の美味しいお店探しの参考になれば幸いです。

目次

予約1年待ちになることも?岐阜市「よし奈」の人気理由とは?

2021年6月に伺った、岐阜市領下、創作和食「よし奈」厨房で料理を仕立てられるご夫妻

岐阜市領下の創作和食店「よし奈」は、2020年9月にオープンしました。温かなご夫婦で営業される、予約困難な人気店として知られ、その予約は、時期によっては約1年先になることもあります。ランチタイムの予約は時期により変動しますが、現在は約9ヶ月〜1年待ちになることもあるようです。

大きな理由は、提供される料理の圧倒的なクオリティの高さが口コミとなって広がり、実際にお店を訪れたお客様が感動し、会計時に次回の予約を入れていくため、新規の枠が埋まってしまうためです。

私が初めて訪問した2021年当時は1〜2か月待ちで予約ができましたが、現在は口コミによる評判の高さから、予約日までの期間がどんどん伸びていっている状況です。

お客様と丁寧に向き合うための、限定客席と3時間の料理コース

店内は客席数を限定し、お客様一人ひとりに丁寧に向き合おうとされるオーナー夫妻の姿勢が垣間見えます。
ランチのコース料理は、およそ3時間という時間をかけてゆっくりと味わうスタイルです。
私は、今まで10回近く伺っていますが、料理を待つ間、久しぶりに顔を合わせる方々と来られる方も多く、各テーブル席で、会話を愉しまれているご様子でした。

ディナーに関しては、ランチタイムよりは比較的予約が取りやすかったです。
同じくゆっくりと丹念に一品ずつ提供されるため、3時間ほどかけて、本日のコース料理を愉しみます。

ランチと同じように、ディナーも次回の予約をされる方が見られました。
『一度訪れたお客様が、次の予約を取りたくなる』。
このような連鎖がこちらのお店の魅力のさらなる価値となっています。
料理が素晴らしいだけではなく、シェフ夫妻の人柄も素晴らしいのです。
笑顔が絶えない太陽のような明るさで、料理を席まで運んでくれ、会話も楽しませてくれる奥様。
料理の合間に、挨拶に来てくださるシェフ。
お二方の存在が、リピーターを惹きつけてやまない魅力となっています。

実食レビュー|「よし奈」のランチコースを写真付きで紹介

3,600円(税込)で味わう「オリジナルランチ」の全貌(※価格は訪問時のものです)

「よし奈」は、シェフのこだわりが詰まったコース料理のみ。今回は、基本の「オリジナルランチ(税込3,600円 ※2026年6月時点)」をいただきました。コース料理は、前菜、椀物、季節の一品、メインの魚料理、炊き込みまで、初夏の味覚を詰め合わせた、豪華な内容になっていました。
それでは、いただいた一品一品をご紹介していきます。

【前菜】冷製コーンスープ・じゅんさい添え

まず最初に出されたのは、涼しげなガラスの器に注がれた、冷製のコーンスープ、じゅんさい添えです。斜めに添えられたのは、名前は忘れましたが食べられる植物です。あっさりとして美味しい。

そしてコーンスープは、一口含むととうもろこし自体の甘みが存分に広がり、ぬるっとしたじゅんさいとの組み合わせもよく、すっきりとした喉越しのスープでした。たくさん飲めそうなほど軽やかでしたが、前菜としては、これくらいの量がちょうど品良く感じられました。
次の料理が出てくるまで少し時間があります。

【椀】ふわふわの白身魚しんじょと焼きなす・ズッキーニ添えのお椀

次にやってきたのは、季節のお椀です。シルバー色の上品なお椀です。蓋を開けた途端、優しい昆布出汁の香りがふんわりと立ち上りました。
お箸で食用の花びらとズッキーニをいただき、白身魚のしんじょを一口、口に含みました。ふわふわで柔らかくて白身魚の甘みが広がり幸せな気持ちになります。塩加減もちょうど良い。
手前に添えられた香ばしい焼きなすも、お椀の出汁とほどよく調和し、そっと胃の中に収まっていきました。この繊細な盛り付けと出汁のお椀をいただくと、シェフが和食の修行を長く積まれてきたのだろうことを、しみじみ感じさせられました。

【季節の一品】帆立(ホタテ)のソテーと夏野菜のプレート

続いて運ばれてきたのは、楽しげな夏野菜のプレートです。

手前左には色違いのコーンの粒、その右には食べ応えのあるホタテの両面焼きが並びます。そしてその奥には冬瓜の蒸し煮、タルタルソースにインゲン添え。さらに奥の左側にはミニトマトと何かのカステラ風の仕上げ、右側には海老や季節の野菜のかき揚げが盛り付けられています。

どの食材も甘みがしっかりと感じられる旬の素材であることが印象的でした。とうもろこしとホタテには、下にとうもろこしのクリームソースが敷かれており、それを絡めながらいただきました。

どれから食べようか、どんな味なのかと想像しながら楽しめるプレートです。こちらは毎年この季節になると提供されており、私の中でも特に楽しみにしている一皿です。

【魚料理】鮎の7時間蒸し焼き春巻き ブルーベリーソース

岐阜では5月から鮎漁が解禁されますが、この季節になると、岐阜の名産である鮎が毎年「よし奈」でも提供されます。そして今回の「オリジナルランチのメイン」となったのが、この鮎のプレートです。

この鮎は、なんと7時間もの蒸し焼きを経て仕上げられているとのことでした。そのため頭から中の骨まで丸ごといただくことができるといった、とても柔らかい一品です。
外側の香ばしい焼き目と、中の身のほろほろとほどけていく柔らかさのバランスが絶妙で、言葉には言い表せない美味しさ。上に添えられたきゅうりのスライスと海ぶどうが良いアクセントになっており、それらと一緒にいただくことで、味わいに奥行きが出ました。

お皿に敷かれたブルーベリーソースを絡めながら、全体を一体として楽しむ一皿。ブルーベリーがここまで鮎と合うとは思わず、新鮮でした。7時間もの鮎の蒸し焼きという、調理方法があってこその組み合わせでしょうが、意外性のある美味しさでした。
7時間もの時間をかけて蒸し焼きにする間にも、他の調理が並行して行われているのでしょう。細部までこだわり抜くシェフの情熱が伝わってくる逸品でした。

こちらの、鮎の蒸し焼きを味わいたい方は6月がおすすめです。

【ご飯】白身魚の炊き込みご飯と青海苔のお味噌汁

コースの締めくくりは、ご飯、お味噌汁、漬物でした。
いつも「よし奈」では、魚が一緒に炊き込まれたご飯が出ます。この日は鯛の炊き込みご飯。

お味噌汁は青のりの味噌汁で、ご飯は大盛り・普通・少なめから選べるため、今回は普通を選びました。この青のりの味噌汁は、ほっとするような優しい味わいで、食後の胃をやさしく癒してくれるようでした。ご飯も自然な甘みがあり、量もちょうどよく、満足感のある締めくくりでした。

プラス料金で、選べるデザートとドリンク付き:4,400円(税込)から

コースのあとには、プラス料金で選べるデザートとドリンクのセット(4,400円税込から)を追加することができます。私たちは毎回こちらを楽しみにしており、今回も追加でいただきました。デザートは5種類ほどあり、それぞれドリンク込みで800円〜1,200円程度でした。

【季節のデザート】パンナコッタ・パッションフルーツとマンゴーソース添え

友人が選んだのはパッションフルーツとマンゴーソースが添えられたパンナコッタです。少し味見をさせてもらいましたが、下にはカスタードのようなコクを感じるパンナコッタが重なり、とてもなめらかで、甘く爽やかでやみつきになりそうな味わいでした。

【季節のデザート】クレメダンジュ、メロンソース添え

私がいただいたのは上の写真のように、クレメ・ダンジュ(Crème d’Anjou)のメロンソース添えです。口当たりがムースに似た白いドーム型のデザートは、フレッシュチーズとメレンゲをガーゼに包んで水切りし、口の中で一瞬にして溶けていくような柔らかいレアチーズケーキ。こちらは、とっても幸せな気持ちになるふわふわの口当たりです。白いドームの上には、メロンを加工したと思われる透明感のある果実が添えられていました。
メロンソースをすくって一緒に食べると、甘くて美味しくて堪りません。

さまざまなデザートを研究されてきたパティシエでもある奥様による一皿は、本当に心に残る仕上がりで、今回も印象深い逸品でした。私にとっては、このデザートが「よし奈」のランチ時間の、楽しみの一つです。

高いコストパフォーマンスと満足度も特徴

私が初めて伺ったのは2021年の初夏でした。当時のランチは確か2,000円台だった記憶があります。当時からコストパフォーマンスの高さには、毎回驚かされてきました。

食材価格の高騰もあり、年々少しずつ値上がりしていますが、それでもランチの内容やクオリティを考えると、相対的にはお値打ちだと感じます。立地が岐阜で、駅から離れているという点も影響しているのかもしれません。ですが、個人的には、都心部であれば、さらに高い価格帯になってもおかしくないほどの満足感が得られました。

最初から最後のデザートまで一皿ごとに、驚きや新鮮さがあり、どれも丹念に心を込めて作られていることが伝わってきます。コース料理が終わる頃にはいつも高い満足感があり、毎回、最高の時間を過ごせます。

そして、気づけば年に1度の楽しみとして「また来年分も予約しよう!」と友達とスケジュール帳を見ながら予約してしまう、そんなお店です。

ディナーコースはランチからさらに豪華に

「よし奈」のディナータイムには、8,000円と12,000円のディナーコースが用意されています。
コース内容は、新鮮な鮑(あわび)や雲丹(うに)、黒毛和牛など、上質な食材が組み込まれています。

私は「よし奈」のディナーコースを2回ほどいただいたことがあります。しかし、どちらも仕事の打ち合わせを兼ねた会食だったため、残念ながら料理の写真は撮影できませんでした。

しかし、夜のコースもランチ同様、どの一皿も「よし奈」らしい高いクオリティで、とても美味しかったことは言うまでもありません。
中でも特に印象に残っているのは、6時間以上じっくり低温で蒸し上げた鮑のソテーです。口に入れた瞬間にほどけるような柔らかさで、鮑の概念が変わるほどの一皿でした。ソースは鮑の肝から作られており、素材の旨みを味わえる贅沢な逸品です。
デザートも一つひとつ丁寧に作り込まれており、最後まで高い満足感でした。

ランチはおよそ1年先まで予約が埋まっていることが多いですが、ディナーは数か月先で予約が取れる場合もあるようです。ランチより価格帯は上がりますが、少しでも早く「よし奈」を体験してみたい方は、ディナー訪問は良いかもしれません。

シェフは岐阜の名店「楮(こうぞ)」出身、奥様は元パティシエ



「よし奈」の大きな魅力である、お店を切り盛りされている、温かなシェフご夫妻。

シェフは、岐阜の創作日本料理の名店「楮(こうぞ)」で修業を積まれた料理人です。
「よし奈」でいただける四季折々の旬の食材を生かした創作和食の数々は、「楮(こうぞ)」の修行時代に培われたものなのでしょう。

また、太陽のように明るく温かい接客と、コースの最後を彩るデザートを担当されているのは、元パティシエの奥様です。「よし奈」のデザートが毎回驚きに満ちた高いクオリティの一品であることも、奥様のご経歴を知ると納得できます。
お二人は、とても研究熱心で、日本全国のさまざまな名店へ足を運び、実際に料理を味わいながら学び続けていらっしゃるようです。

料理が好きでたまらない気持ちが伝わってくるシェフ

熱心に調理されるシェフの姿を見ていると、「本当に料理がお好きなんだな」としみじみ感じます。
一方、一皿一皿からも「料理が好きでたまらない」というシェフの熱い思いが自然と伝わってくるのです。

そんなご主人を支える奥様も、いつ伺っても変わらず明るく温かい笑顔で迎えてくださいます。『料理が好きで、お客様に喜んでもらうことに何より幸せを感じていらっしゃる』そんなお二人の思いが、接客や料理を通して深く伝わってきます。そして、お二人と接していると、こちらまで自然と心が癒やされます。

「よし奈」の魅力は、驚きに満ちた料理のクオリティと優れたコストパフォーマンスはもちろんですが、お二人の魅力が大きく、お二人に会いたくて足を運ばれる常連のお客様も多いのではないでしょうか。

実際の口コミから見えた、お店が愛される理由



実際に「よし奈」にはどのような口コミが寄せられているのか調べてみました。数ある口コミの中から、特に印象に残った内容をまとめました。

・「住宅街にある隠れ家的な立地でありながら、料理のクオリティは名店並み。控えめな外観とのギャップに驚いた」という声が多く見られました。

・四季折々の旬の食材を生かした創作和食は、一皿ごとに創意工夫が感じられ、『毎回新鮮』と評価する口コミが目立ちます。

・ランチは予約困難な人気店として知られていますが、「予約して長く待ってでも訪れる価値がある」という声も多く寄せられています。


・料理の内容や品数、細部まで手間をかけた仕事ぶりを考えると、「コストパフォーマンスが非常に高い」と評価する口コミが多く見られました。


・シェフご夫妻の温かな人柄や丁寧な接客も高く評価されており、料理だけでなく居心地の良さも「また行きたい」と思わせる理由の一つになっているようです。


・「季節が変わるたびに訪れたい」「帰る前に次回の予約をした」という口コミも目立ち、リピーターの多さがうかがえます。


このように、一品一品の料理のクオリティの高さに感動し、常連になっている方の口コミが数多く見られました。
初めて伺ったときから、「よし奈」の料理の圧倒的なクオリティの高さと満足感から、それ以降何度も足を運んでいる私としては、皆さんの口コミを見ながら、同じように感じる方が多いことに深く頷きました。

予約をスムーズに取るためのポイント

予約は余裕をもって早めに

「よし奈」の予約は電話のみとなっています。ランチは予約が取りづらく、9ヶ月から1年ほど先になることもあるため、少し先の予定まで考えてご予約されるのがおすすめです。
一方、前述のとおりディナーはランチに比べると予約が取りやすく、タイミングが合えば3ヶ月ほど先で予約できる場合があります。

アクセスと駐車場を事前に確認

お店はJR岐阜駅から車で約15分から20分の岐阜県岐阜市領下の閑静な住宅街にあります。
車で行かれる方は、近くの大型スーパー「バロー」が目印になります。駐車場は店舗敷地内に数台分用意されていますが、台数が限られているため、乗り合わせでの来店がおすすめです。
電車で行かれる場合は、名鉄各務原線の「細畑駅」から徒歩約11分から13分です。

コース料理は約3時間かけてゆっくり提供されるため、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。

また、完全予約制のため、食材の仕入れや仕込みに多大な手間ひまがかけられています。そのため、当日の急なキャンセルや人数変更は避けましょう。


支払いは現金のみ

店内は完全禁煙。お支払いは現金のみで、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済は使えません。事前に現金を準備しておくと安心です。

料金の目安は、今回のランチ(追加デザート・ドリンク込)で4,400円、ディナーコースは8,000円〜12,000円(※いずれも訪問時点の価格。変更になる場合があります)。予算に合わせてコースを選べば、ゆっくりと食事を楽しめます。

店舗情報|創作和食 よし奈(岐阜県岐阜市)

・店名:創作和食 よし奈
・住所:岐阜県岐阜市領下4丁目28 サンシティー杉山V 1F
・アクセス:名鉄各務原線「細畑駅」から徒歩約11分から13分/JR岐阜駅から車で約15分から20分
・電話番号:090-8336-4470
・ジャンル:創作和食・日本料理・コース料理(ランチあり)
・平均予算:4,000円から6,000円前後(目安)
・営業時間:予約時間に応じて営業
・定休日:不定休
・駐車場:お店の敷地内に数台あり(台数が限られているため、乗り合わせ推奨)。
・支払い方法:現金のみ(2026年6月訪問時)
・予約:完全予約制
※旬のコース料理を、ゆっくりと楽しめる創作和食店です。

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この記事を書いた人

ブレスのアバター ブレス ブロガー

50代の私自身の実体験を交えた「心地よい暮らしのヒント」をお届けします。
住まいは岐阜県。主なテーマは、『全国の食べ歩き』、『お取り寄せ・贈り物』です。

ドメインの「bless you1111」は『すべての方の人生に祝福を!』という意味を込めました。

このブログを訪れてくださった皆様の人生が、心地よい祝福に包まれますように!

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