
時々無性に行きたくなるお店の1つに『鮨 紺乃(こんの)』があります。お店は岐阜駅から車で40分はかかる岐阜県関市。決して便利でもないその場所に、全国から寿司好きがやってくるのです。
このお店の魅力は、なんといってもお寿司が、単純なボキャブラリーになってしまいますが『本当に美味しい』こと。そして親方のトーク力。素材の説明はもちろんですが距離感を測りながら絶妙なタイミングでこちらからの質問に受け答えしてくえます。
20年近くの寿司道で得た親方の揺るぎない美学、寿司や料理に関する腕さばき、そこにまつわる哲学や修行の道などを伺えるのが、私にとっては魅力でした。
前菜から最後の締めのデザートまで隙がない一品一品が、まさに芸術品。そんな岐阜県関市の寿司屋、『鮨 紺乃(こんの)』でいただいたコース内容(2024年春の記録)と撮影した画像を紹介しながら、実際の私の感想をリアルにまとめました。
修行20年・寿司職人の揺るぎない技術
『鮨 紺乃』の店主(親方)、近藤賢一さんは、寿司の世界では名だたる「寿しの吉乃」で、長年寿司を握ってきた一流の寿司職人さんです。
「寿しの吉乃」の他、東京や岐阜県関市の寿司店を含めて、約20年にわたって寿司の道、寿司の世界で修行を重ねてきました。ちなみに「寿しの吉乃」はかつて名古屋に店を構えていました。ですが現在はニューヨークのマンハッタンに移転したそうです。
近藤さんの確かな寿司や寿司と組みあわせる料理の味付けとバランスは高く評価され、『ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版』では、栄光の「ミシュランプレート」を獲得!さらに、食べログ「寿司 EAST 百名店」にも複数回選出という華々しい実績があります。
シャリは、岐阜県産米「ハツシモ」

寿司屋にとって、シャリ(お米)は寿司を引き立てる大事な主役です。
『鮨 紺乃』のシャリは、岐阜県のブランド米『ハツシモ』を起用。中でも新米より粘り気が少ない「古々米(ここまい)」を使うという徹底したこだわり用。
味付けは赤酢ではなく、米酢。人肌が感じられる寿司の温度とまろやかな米酢がほどよくマッチします。親方・近藤さんのこだわり抜いたシャリの仕事が、『鮨 紺乃』のネタを際立たせます。
『満足感のあるコース内容』に親方の心使いが現れる
お任せコースは、地産地消を心がける親方・近藤さんの見立てによるサラダからスタート。大根やきゅうりの千切りの上にかけられたドレッシングが斬新で、めちゃくちゃ美味しいんです。

この日のサラダはトマトのドレッシング。酸味と塩加減が絶妙で、いくらでもサラダを食べられてしまいます。サラダがより一層みずみずしく感じられる魔法のドレッシングなのです。

アジの酢味噌漬け

鯛の揚げ物

剣先イカの握り

シマアジの握り

同じくシマアジの握り違う角度からパシャり

鳥貝の握り

鯛の蒸し煮。こちらは看板メニューーだそうです。

カウンターの前に仕込まれたネタマグロのトロとさわらの燻製

マグロとろ握り

アナゴの握り

かんぴょう巻き

ひと口かじったらかんぴょうの甘みと聞いたサビのコラボが最高においしい。
この後、は赤だし。そしてコースの締めに岐阜県産平飼いの卵を使ったプリンが出されました。
実を言うと、私はお寿司屋さんで提供される甘い味付けの厚焼き玉子が苦手でして、いつも他のものに変えていただいてます。代わりに出していただくのは、海苔巻きやおいなりさんだったりします。
『お土産メニュー』と、気になる『コストパフォーマンス』
気になるお値段ですが、お昼のおまかせコースは10,000円〜15,000円前後、夜のおまかせコースは17,000円前後から(2025年秋時点)。
私は決して高いとは思いません。これを名古屋や東京で食べたら、倍以上するんじゃないかというようなクオリティーです。
カウンター8席・親方の仕事ぶりを拝見と、粋なトークに心身満たされる
店内は8席のL字のカウンター

カウンターの中の厨房では、親方の近藤さんがテキパキと動かれます。
これまで3回伺ったことがありますが、近藤さんが歩くたびに下駄の音が鳴り響き神社で内水を浴びたように気が引き締まる和の空間です。
出張料理やケイタリングにも対応
また近藤さんは出張料理やケイタリングにも積極的!企業の会食や自宅でのホームパーティーまで幅広く対応されています。「プレミア御食事券」の販売があり、特別な日のギフトとして人気です。
ブレス(管理人)「鮨 紺乃」の近藤さんが自宅に来て、目の前で直々にお寿司を握って料理を展開してくれるなんて、まさに夢のような時間ですよね!羨ましい!!
親方の『気遣い』が嬉しい
私は近藤さんの実体験から来られる修行の話などとても興味深いのですが、会話をしながらも近藤さんはあらゆるところに気が回り、電車のお客様の電車の時刻や、車で来られたお客さんの帰り道の状況なども事細かに配慮してくださいます。
ちょっとした店主のそのような気遣いがお寿司の味はさることながら、お店の居心地をより一層良く、さらに気持ちよくさせてくれています。
店舗情報|鮨 紺乃(すし こんの)・関市


・店名:鮨 紺乃(すし こんの)
・住所:岐阜県関市南出12-1
・電話番号:0575-21-7050
・ジャンル:寿司 ・営業時間 :月〜金:11:30〜13:30(L.O.13:00)/17:30〜21:00(L.O.20:00)
・土・日:17:30〜21:00(L.O.20:00)
・定休日 :不定休 ・予算 :ランチ:約6,000円〜15,000円前後 /ディナー:約11,000円〜20,000円前後
・席数 :8席(カウンター)
・予約 :完全予約制
・支払い方法 :クレジットカード可 。電子マネー、QR決済不可
・最寄り駅 :長良川鉄道「関口駅」から約500m(徒歩約6分)
・車でのアクセス :県道58号線「東新町2」交差点北東角、駐車場あり(7台)
・タクシー :長良川鉄道「関市役所前駅」または「関口駅」から約3〜5分
・ドレスコード :香水禁止+2
まとめ|岐阜県関市で『一流の江戸前寿司』を愉しむ


「本当は人に教えたくない」と言いながらも、私自身のお気に入りのお店の一つとして記録に残したくてまとめてみました。
私が最も好きな外食は、回転しないカウンター越しの止まっている一流の江戸前寿司です。
本物のお寿司を、一粒一粒噛み締めるように味わいたかったら、迷わず『鮨 紺乃』です。
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