
県外からも足を運ぶといわれる、知る人ぞ知る有名なお寿司屋さんが、三重県桑名市にあります。
以前は、街のお寿司屋さんとして、「平和寿司」という看板を掲げていらっしゃいました。
当時、私は、桑名までの出張が数回あり、その際こちらのお店の前を通っていました。
お店の前を通るたびに「このお寿司屋さん、気になるなぁ」と気になっていたのです。
全国の寿司好きから予約が集まる、とても評判の高い人気店ではないですか!
「行ってみたい」と、強く興味を惹かれました。
そんな三重県桑名のお寿司屋さん『江戸町 すぎもと』へ予約をして、ついに訪問することができました。
予約から実に半年待ちの、待ちに待った当日を迎えての訪問(2024年12月)の記録になります。
それでは、実際に私が夜に食したコース内容と撮影した写真と共に、実食した感想をご紹介します。
【この記事からわかること】
・「江戸町 すぎもと」が、全国の寿司好きから支持される理由
・ミシュラン一つ星返上の噂と、独自の「三重前鮨」へのこだわり
・店内の雰囲気・カウンター席・予約半年待ちの実体験
・夜のおまかせコース(約25〜27品)の実食レビュー
・中トロ・松阪牛巻き・コハダなど、印象に残った寿司ネタの感想
・店舗情報(アクセス・営業時間・予約・駐車場・予算)まとめ
今回の記事が、皆様の訪問の際のお役に立てたら嬉しいです。
『ミシュランの星を返上』の噂は本当?

食べ歩きがお好きな方々は、ミシュランガイドを片手に、行きたいお店を調べられますよね。
私は、今までそちらのガイドでお店を調べたことがないですが、「ミシュランガイドの星付き」のお店と聞けば気になります。
また、『江戸町 すぎもと』は、食通の知人がたびたび通っていたため、「そこまでなのか?」と自分の舌で確かめたくなったため、予約を取りました。
こちらは、ミシュランガイドで一つ星を獲得した名誉あるお店です。
しかし、親方・杉本大輔さんは、飲食店なら誰もが獲得したいはずの一つ星を返上されたというのです。
そうして桑名の「平和寿司」から江戸町に移転し、店名も『江戸町 すぎもと』とし、新たなスタートを切られました。
独自のスタイルと職人のこだわり

ミシュランガイドの星の返上は、基本的に自由だそうです。
「江戸町 すぎもと」の親方・杉本大輔さんが、気になるミシュランガイドの星を返上された理由ですが、「既存の評価にとらわれず、独自のスタイルを追求したい」という思いがあるとも言われています。
なるほど、「江戸町 すぎもと」で食した夜のコースは、他では味わえない、私にとっては独創的な江戸前寿司の世界観と言えるものでした。
近鉄桑名駅から徒歩15〜20分・「江戸町 すぎもと」の店内空間

JR・近鉄桑名駅から徒歩15〜20分程度、「江戸町」の春日神社前の目と鼻の先ほどの近い距離に、お店はあります。
友達と2人で、当日は早めに到着し、近隣の景色を観察する余裕がありました。ですが、何しろ半年経っての訪問だったので、のれんをくぐる瞬間はかなり緊張しました。
「半年間待って、ようやく来られた」という喜びと、「これからどんなお寿司に出会えるのだろう」という緊張感。その両方があったことを、今でも鮮やかに思い起こします。
お店の貫禄のある表札の奥に掛かったのれんをくぐり、玄関を開けると、店内に「圧倒的な木曽檜のカウンター」が目に入ってきました。高級店だと少し敷居が高いイメージがありますが、店内は静かでとても落ち着いていて、思った以上に居心地が良い空間でした。
客席は、わずか9席のL字カウンター。
カウンター越しに調理をする親方の仕事ぶりをじっくり観察しながら、極上のお寿司を含めたコース料理を味わえることがこちらのお店ならではの魅力でしょう。
実食レビュー|「江戸町 すぎもと」夜のおまかせコース内容・全25〜27品

2024年12月、私たちが予約したおまかせコースはおよそ27,000円。
お刺身中心の前菜が9品、握り寿司が約13〜15貫、お椀、玉子焼き、デザートという構成でした。
全25〜27品という圧倒的なボリュームと内容に、心もお腹も十二分に満たされました。
私たちが入店すると「いらっしゃいませ」と落ち着いた声で、親方と女将が出迎えてくれました。
カウンターの前の席に着席すると、これから始まるコース料理への期待感で、自然と背筋が伸びました。
私たちの席は、L字のカウンターの1番端っこ。何しろ私はコーナー好きなので端っこの席は居心地が良かったです。
高級寿司店のカウンターならではの緊張感は、それなりにありました。ですがそれ以上に、「今日は一体どんな料理に出会えるのだろう?半年先まで予約が埋まるほどの名店なのだから、きっと凄いに違いない」といった期待とワクワク感の方が強くなりました。
また、目の前では親方が丹念に黙々と仕事をされていました。
その姿をしばらく見ているだけでも贅沢で至福な時間でした。素材に対する手つきと包丁さばきに終始見惚れます。
友達と私はお酒を飲まないためお寿司のみの注文でしたが、隣の席では、名だたるワインを何本もオーダーされるお客様が数組いらっしゃいました。
お隣の席のお客様方は、3ヶ月から半年に一度、定期的に「江戸町 すぎもと」を予約して通っていらっしゃるようでした。
これから提供されるお寿司のネタが、一皿一皿丁寧に板箱の中に並べられています。
時間をかけて仕込まれた江戸前のネタたちが、美しく並んでいました。

※実は、地元三重県桑名の名物、蛤の前菜が1番最初にありました。蛤の身が柔らかくてプリップリで美味!潮加減も程良かったです。一口であっという間に食してしまい、食べることに全集中を注ぎ込み、うっかり写真に収め忘れてしまいました。
上品なあしらいと味「白身魚の卵寄せと銀杏添え」
次の一皿はこちらです。
くず入りの出汁の優しい味わいが口にふわっと広がって、さすがだなぁと思うような洗練された味わいでした。
最初の一皿からこの美味しさなら、今後の料理も間違いないだろうなぁと確信したのです。
銀杏の傘もアクセントになっていて、中の卵と一緒に口に含むと、素材の全てが美味しくマッチングしていました。さっぱりと喉越しも良くて、一気に食べてしまいました。
器も見惚れるほど美しく、繊細な佇まいです。

さっぱりとした風味「キクラゲともずくの酢の物」
次は「キクラゲともずくの酢の物」です。
キクラゲは、普段、家ではなかなか食べる習慣がないので、久しぶりに食べられました。
上に添えられたもずくは、私が今まで食べたことがないほど食べ応えがあり、肉厚なもずくでした。
ちょうど良い酢加減で和えられ、もずくとキクラゲはどちらも喉越しが良く、さっぱりといただけました。
上に振りかけられている刻みのネギとゴマも良い仕事をしています。
「次は何が出てくるのだろう?」友達と会話を楽しみながら、私たちの期待はさらに膨れ上がっていきます。

カツオの香ばしさがたまらない「炙りカツオのお造り」
次は「炙りカツオのお造り」が出てきました。
程良く炙られたカツオの香ばしさと、脇に添えられたニンニクの香りの良さが何とも言えません。
なめらかでしっとりとした食感のカツオを、ニンニクをつけながら一緒に口に含みます。
カツオ好きの私としてはたまらない一品。
カツオ自体の力強い旨味もありながら、実に上品です。
さすが高い評価を集めるお店だと、感心せずにはいられない一皿でした。

上品な味付け「さわらの西京焼き」
その次は「さわらの西京焼き」です。
サワラの西京漬けが好きな方は多いですよね。私も多分にもれず好きです。
上の写真を見てください。サワラの焼き加減が絶妙です。
そして、手前に添えられた栗もサワラの味を引き立てて、絶妙な組み合わせでした。
味のほうは、サワラは身が柔らかく西京味噌の風味がしっかりと染み込み、上品な仕上がりになっています。
栗はほどよく甘く蒸され、口に含んだ瞬間優しい味わいが広がりました。
こちらも大満足のお品でした。
さて、次は何が出てくるのでしょう?
実は次の料理までの時間が結構あったため、この辺で、少しだけお腹が満たされて来ました。

お待ちかね「マグロの中トロ一貫」
いよいよ期待の寿司たちが出てきました。
まず最初は「マグロの中トロ一貫」です。
みずみずしいマグロの下には、良い赤酢を使ったシャリが顔を覗かせています。
一気に口に運ぶと、待ってましたとばかりの、とろけるような脂の旨味に、「なんて美味しいんだろう!」と思わず心の中で感嘆しました。
とにかく新鮮です。江戸前寿司ですからしっかりと仕込みをされていたのでしょう。マグロは寿司ネタにふさわしく良い塩梅に仕上がっており、久しぶりに心に深く残った、旨みの強い中トロでした。
「もう一貫食べたいなぁ」そんなことを考えながら次なる一貫を待ちました。

弾力があり身が引き締まった「鯛の握り」
「鯛の握り」が出てきました。
私はわさびじょうゆが好きなので、醤油で食べたかったのですがこちらは親方のお勧めで岩塩でいただきました。
さっぱりとして新鮮な身が岩塩とよく合い、添えられた岩塩が鯛の身の甘さを引き立てていました。
味が柔らかく噛み締めるほどに甘く、喉越しの良い「鯛の握り」でした。

ねっとりと甘い「ケンサキイカの握り」
「ケンサキイカの握り」です。
こちらのケンサキイカは、口に含み、噛むほどに、ねっとりとした食感が甘味とともに広がりました。
シンプルな握りだからこそ、鮮度が重要で、職人の江戸前の仕込みが際立つお寿司です。
誤魔化しが効かない繊細な仕事を「高い技術を持った寿司職人が手塩にかけて仕込んで握ってくれる」そのことが、どれだけ貴重で贅沢なことでしょう。

シャリの酢加減とマッチする「ハマチの握り」
次は「ハマチの握り」です。この傾きもとても良いですよね。
赤酢を使ったシャリの上にハマチがのって、向こうに傾いている。その姿が、なんとも美しい……。
「寿司職人はお皿の上に寿司の置き方まで一つ一つ考える」といった話を以前、別のお店の寿司職人に直に聞いたことがあります。
今回の「ハマチの握り」の傾きと置き方も、「江戸町 すぎもと」の親方の美意識から来た配置なのでしょう。

新鮮さが際立つ「シマアジの握り」
次は「シマアジの握り」です。
新鮮なシマアジは身がプリッとしていて、素材そのものの上品な甘さが際立ちます。
口に含むと噛み締めるたびにシマアジの旨みが広がり、後味はさらっと爽やかな味わい。
脂も程よくのっています。
白身魚であるシマアジの味わいを、堪能できる一貫でした。

ほっと一息。『江戸町 すぎもと』の美意識が垣間見られる桜の絵に見惚れる。
次のお寿司を待つ間ふと壁を見ると、金箔に描かれた桜の絵が目に入りました。
料理の美しさもさることながら、空間そのものも、店主のこだわりの美意識で楽しませてくれるのが、このお店の魅力だと感じました。
空間が上品で落ち着いており、壁に飾られたこの1枚の絵を見るだけでも時間がゆっくり流れます。
『江戸町 すぎもと』のこだわりある美意識が、随所に表れているようです。

こってりと脂がのった「マグロ中トロ握り」
次は「マグロ中トロ握り」がきました。
贅沢に脂がのった、ほど良い中トロの握りです。
中トロ握りを口の中に含むと、マグロが口の中でとろけるようでした。
こってりと脂がのっていながら、幾つでも食べたくなるようなさっぱり感があるのです。
『江戸町 すぎもと』の「中トロ握り」は、深みがある濃厚な味わいで、満足度が高いものでした。

江戸前寿司の代表格「コハダの握り」
「コハダの握り」がきました。
江戸前寿司と言えば「コハダ」が代表格ですよね。「江戸町 すぎもと」のコハダは酸っぱすぎることもなく、コハダの旨味をしっかりと感じられた、程良い酢の締め加減の「コハダ」です。
さっぱりといただけながら、シャリの旨みと「コハダ」の一体感の旨みが口の中に残り、技術力の高い親方の仕事がより感じられる一貫でした。
匠の技を間近で眺められる、カウンター席の贅沢

食事をしながら、卓越した職人の技術や仕事を間近で見ることこそ、私にとっては食べ歩きの何よりの醍醐味です。
ですから、お料理をいただく際はできる限りカウンター席を予約します。高級寿司店は、往々にしてカウンターのみなので嬉しいです。
日本料理、フレンチ、イタリアン、中華であっても、私はカウンター越しにその道を極めた職人の仕事を見たいのです。
親方の杉本さんの淡々と料理に注ぐ丁寧な仕事ぶりは、カウンター越しに見ていると、こちらまで心が引き締まりました。
また、カウンター内には、仕事の道具類が実に美しく並んでいました。その佇まいから、道具そのものを大切にされる、職人のこだわりも感じられました。

柔らかく深い旨みのある「松阪牛の巻物」
次は「松阪牛の巻物」です。
松阪牛をシャリでくるんで、外側は薄い昆布で巻いてあります。
まさか、お寿司屋さんで「松阪牛の巻物」が出てくるとはサプライズでした。初めていただきましたが松阪牛は三重県の名産物ですから、こちらのお店を代表する一品なのかもしれません。
「どんな味わいだろう?」
好奇心でひと口いただくと、脂がのった上質な松阪牛の柔らかさと、深い旨味が口の中に一気に広がりました。
素材を上手にまとめ上げているおぼろ昆布が全体を優しく包み込んでいました。
大葉の爽やかな香りも絶妙で、素材全てのバランス感が絶妙です。松阪牛も、シャリも、おぼろ昆布も、本当に美味しい!
三重県の文化がこの一皿に凝縮されているようで、とても印象に残りました。
また、松阪牛の巻物と赤い漆のお盆とのコントラストの美しさに息をのみました。お皿も金箔のあしらいといい、なんとも素敵な器です。

ねっとりとしたコクがある「マグロの赤身の握り」
次は「マグロの赤身の握り」です。
このあたりになると、お腹もほどよく満杯に近づいてきています。
何しろ、お料理がゆっくりとした心地よいペースで運ばれてくるので、さらにお腹が膨れていきました。
さて、こちらの気になるお味はというと?
「マグロの赤身」というとさっぱりした印象があるのですが、驚くほどにねっとりとしていたのです。
口の中に入れるとトロッとした感触があり、奥深いコクが広がりました。
脂がのった中トロとはまた違った、赤身そのものの旨味を楽しめる一品でした。シャリとのバランスも絶妙で、噛み締めるたびにマグロの奥深さを感じます。
やはり何度も思うのですが、シンプルな料理ほど素材の良さが肝心で、職人の技術が際立って見えてくるものですよね。「江戸町 すぎもと」の赤身は言うまでもなく一流の素材の良さを感じました。
ここまで素材の旨みを引き出すなんて、江戸前の仕込みも相当なものだろうと思います。
私は昔からマグロが好物なのですが、ここまで赤身がねっとりと味わい深いと感じたのは初めてかもしれません。

身が甘くプリプリの「甘エビの握り」
続いて「甘エビの握り」です。
目の前に差し出された瞬間から、艶のある容姿に見惚れました。
食べて驚いたのは素材の新鮮さでした。身がぷりっと引き締まり、その新鮮さがダイレクトに伝わってきます。
甘エビ特有の濃厚さと甘味が堪りません。とろけるような食感が楽しめました。
ここまで味わってみて、濃厚な味わいはもちろん、どれも宝石のように美しいお寿司でした。


全体のバランスが絶妙な「マグロの海苔巻き」
次は「マグロの海苔巻き」です。パリッとした香ばしい海苔の香りが食欲をそそります。
そして程良い酢加減のシャリが全体をまとめ上げてくれています。
中に入ったマグロはとろとろでよく脂ものっていて言うことなし。
口に入れた瞬間、マグロの旨味が広がって、夢中になって頬張りました。
お腹いっぱいと言っても、別腹です。もう1本くらい食べられそうなクセになってしまう味わいでした。

ほっと一息、上品な甘さの「厚焼き卵の握り」
お寿司と言えば最後に出るお決まりの厚焼き卵ですよね。
そしてお寿司屋さんで最後に出る卵は必ず甘く仕上げてあります。
こちらの卵もほんのり甘くふんわりとした、優しい焼き上がりでした。卵も三重県産で良質な卵を使われているようです。
卵が出てくるとほっと一息。お寿司のコースも「いよいよこれで終盤だな」と、贅沢な余韻に包まれます。

五臓六腑に染み渡る「車海老の白味噌仕立てのお椀」
そしていよいよ終盤に出されたお椀は、車海老のお頭入り白味噌仕立てのお椀でした。
車海老の出汁がよく出た、それはそれは優しい味のお味噌汁。一口飲むと、五臓六腑に染み渡るような旨さです。
最後の締めにふさわしい、ホッと心が和む瞬間です。
たくさん入ったネギのみじん切りがシャキシャキと食感も良く、全体をまとめてくれてとても印象に残る美味しいお椀でした。

デザートは三重県の平飼いのたまごを使った「卵のプリン」
デザートは三重県の平飼いのたまごでじっくりと固められた「卵のプリン」。
一口、口に入れると、甘く、優しい味わいが瞬時に広がりました。
高い評価を集める料理店だけあって、前菜からデザートに至るまで何もかもにこだわりを感じます。
デザートもスイーツ屋さん顔負けの品質の高さです。
ほろ苦いカラメルソースが全体のアクセントになって、素晴らしい味わい。
こちらのプリンは、コースの終わりを惜しむように、ペースを落としながらゆっくりと味わいました。
ブレス(管理人)言うまでもなく、最後はもうお腹がパンパンでした。
ここまで一品一品の仕上がりが高いと、頻繁には行けない価格帯ですがまた足を運びたくなります。
「江戸町 すぎもと」の寿司スタイルは『三重前鮨(みえまえずし)』


「江戸町 すぎもと」の寿司スタイルは、「三重前鮨(みえまえずし)」というオリジナルのスタイルのようです。
その奥には、海や山に囲まれた「豊かな風土を持つ三重県の食材を、自信を持って調理し提供する」という信念が表れているように感じられました。
桑名といえば「はまぐり」が有名ですが、今回、写真は撮りそびれてしまったものの、はまぐりの前菜も提供されました。身が柔らかく、薄い出汁で素材の味を引き出して煮られた、桑名の名産「はまぐり」のお味は、それは格別でした。
そして、お魚以外で私が非常に心が動かされたのが、「霜降りの松阪牛を使った巻き寿司」です。
中には大葉やニンニクチップ、梅肉などが忍ばせてあり、それをおぼろ昆布で包んだ佇まいは、とても繊細。
肉特有の臭みも全くなく、まるでマグロと勘違いしてしまうほどの素晴らしい逸品でした。
松阪牛の巻物が、私にはあまりにも新鮮だったので特筆しました。
予約方法|予約はいつ取る?実際の待ち期間


「江戸町 すぎもと」は、私が予約した2024年4月時点では、約半年先まで予約が埋まっていました。
記念日や特別な日に利用したい方は、予定が決まり次第、できるだけ早めに予約されることを、おすすめします。
また、私が訪れた際には、会計時に隣席の何組かのお客様が、その場で次回の予約をされていました。実際に食事をしてみると、「また訪れたい」と思わせるだけの魅力があるお店であることを、私自身、納得しました。
店舗情報|江戸町 すぎもと(三重県桑名市)


・店名:江戸町 すぎもと
・住所:三重県桑名市江戸町25
・電話番号:090-5007-7573
・営業時間:ランチ・ディナーともに、予約時に詳細な入店時間を確認(完全予約制)
・定休日:水曜日
・予算:ランチ ¥15,000〜19,999 / ディナー ¥20,000〜29,999
・最寄駅:JR・近鉄桑名駅から徒歩約15〜20分程度
・支払い方法:クレジットカード可、電子マネー可(QRコード決済は不可)
・予約:完全予約制
・駐車場の有無:専用駐車場は、店舗から少し離れた「桑名市宮通15番」に無料で5台分あり。近くに有料コインパークもあり。
・補足:カウンター9席の、洗練された和の空間です。
まとめ|全国の寿司好きから高い評価を集める名店「江戸町 すぎもと」


予約してから実に半年待ってようやく念願の「江戸町 すぎもと 」に行くことができました。
いまや、予約困難な本格派の江戸前寿司の名店として、圧倒的な料理のクオリティを維持する努力は並大抵のことではないと推察します。
もちろん、世の中には全国的に名を馳せる名店が数多くありますが、「江戸町 すぎもと」は三重県にありながら、東京をはじめ各地から多くの人を呼び寄せるほどの実力を持っています。
一度訪れたお客様が「次回の予約もその場でして帰りたい」と思う魅力とは、一体何なのでしょうか?
今回実際に足を運んでみて、特に感動したことは、カウンター越しに、親方である杉本さんが素材一つひとつを丁寧に扱い、真摯に仕事へ向き合う姿を間近で拝見できたことです。
そしてどの料理も、言葉では言い尽くせないほど完成度の高い品々でした。
店内は清潔で高級感がありながら、同時にリラックスさせてくれる柔らかな照明が印象的。
壁に掛けられた金箔の桜の絵も、お料理の合間の箸休めとして鑑賞するには最高の逸品です。空間も含めて、すべてが素晴らしいお店でした。
「次回もまた行ってみたいか?」という問いには、もちろん「行きたい」と答えます。
少し残念なことは、予約から半年以上、時期によっては1年以上待つこともあるという点です。予定が立たないため、予約の際にはある程度の覚悟も必要でしょう。
そして、もう一つ覚悟が必要なのが価格です。記念日や、ここぞという日のご褒美として利用したいお店だと感じました。
お値段は高価ですが、厳選された食材や、高い技術を持った職人の丹念な手仕事が味わえることなどを考えると、総合的には頷ける価格ではあります。
頻繁に伺うことは叶いませんが、「ここぞ!」という記念日を狙って、また予約をしたいと思います。



本格的な江戸前寿司に目がないという方は、ぜひ機会があったら訪れてみてくださいね。
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『心地よいジャーナル♪』






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