
岐阜市に、およそ60年以上にわたって伝統の味を守り、地元の方々から愛されている「みそかつ」の名店があります。
お店の名前は「みそかつ 三和」。
こちらは私の食べ歩き記録の「食堂ランキング」のなかでは、特に印象に残る名店です。
この美味しさを多くの方に知っていただき、この先も、末永くお店が続いてほしい。そんな思いで、今回この記事を書きました。
地元住民からもとても愛されている定食屋さんですが、『並んででも食べたい』と、このお店をめがけて遠くから訪れるお客さんがたくさんいらっしゃいます。
本場・名古屋のみそかつとはまた違った魅力があり、並んででも食べたくなります。まさに岐阜市内で私の一押しのお店です。
なぜこの「みそかつ 三和」の『みそかつ』がそこまで人の心をつかみ、人気なのでしょうか?
今回は、私が実際に撮影した画像とともに、食べてみた感想、そして「みそかつ 三和」の魅力をお届けします。
【この記事からわかること】
・岐阜市の老舗『みそかつ 三和』が、60年以上愛され続ける理由と復活の物語
・看板メニュー「厚切りロースみそかつ」を、実際に食べた感想と味の特徴
・秘伝のみそだれ・山形豚・定食全体の美味しさや満足度
・期間限定「カキフライ定食」やメニュー・価格・コスパ情報
・営業時間・アクセス・周辺のコインパーキング情報・待ち時間など、来店前に知っておきたいポイント
このブログの記事が、お店へ訪問される際の参考になれば嬉しいです。
創業1963年から続く老舗『みそかつ 三和』|閉店危機から復活までの物語

名古屋とは違った魅力の絶品みそかつが味わえるのが、岐阜の名店『みそかつ 三和』
私が一番最初に、「みそかつ 三和」を知ったのは、岐阜でもグルメ通として知られている知人からの紹介でした。
「岐阜でみそかつを食べるなら、間違いなくここだ!」と太鼓判だったのです。なんと、他の岐阜県在住の方々も、口をそろえて絶賛されるのです。そこまで言うならと、私は半信半疑でお店に入りました。
ところが、実際に食べてみて本当にびっくりしました。みそかつといえば名古屋というイメージを持っていましたが、私にとっては本場・名古屋とはまた違う味わいの、魅力のある「みそかつ」だったのです。
「こんなに美味しいみそかつがあったのか!」と、「みそかつ 三和」のみそかつを実際にいただいたことで、「みそかつ」に対するイメージが大きく変わりました。
今では、岐阜に行かれる方におすすめするお店として、すぐ候補に上がるほど「お気に入りのお店」となっています。
岐阜県岐阜市『みそかつ 三和』の歴史
1963年、岐阜市木ノ本町で大衆食堂として『みそかつ 三和』は始まりました。
長い間地域の人々に愛された大衆食堂でしたが、2015年に一度幕を閉じました。
それからしばらくして、やはり「先代の味を絶やしたくない」という娘さんの強い思いによって、岐阜市柳ケ瀬への店舗移転という形で、お店は復活を遂げることができました。
現在は岐阜市柳ケ瀬にお店を構え、初代のお父様の味を引き継ぎ、娘さんが経営されています。
娘さんはお父様の背中を見て覚えてきた「とんかつ」の調理方法をご自身の腕で再現し、「今まで愛してくれたお客さんに喜んでもらいたい」という覚悟を持って、日々厨房に立っていらっしゃいます。
柳ケ瀬に移転後は、昔からの常連客が「やっぱこの味」と、こちらに足繁く通い続けているとのこと。
そんな、地元の方々から長きにわたり愛されている姿が、私のようなよそ者にでも伝わってくるほど、店内の温かい会話から感じられました。
実食レビュー|看板メニュー「厚切りロースみそかつ」のお味は?

『肉の厚みと、口内に広がるジューシーさ』が感動の美味しさ
私が初めて『みそかつ 三和』を訪れたとき、隣の方が『厚切りロースみそかつ』を召し上がっていました。そのあまりに美味しそうな様子に思わず食欲をそそられ、気づけば、私もつられて同じメニューを注文してしまいました。
定食は注文後、比較的スムーズに提供されます。そこまで待たずに出てくる印象で、一刻も早く食べたい私にとっては、とても嬉しいポイントです。
『厚切りロースみそかつ』定食が運ばれてきたときに、まず驚いたのは「肉の厚み」です。
「こんなに分厚いなんて嬉しい!」と思わず声が出てしまいそうになりました。
実際にひと口食べてみると、油で揚げたてのみそかつの衣が香ばしく、サクッとしていて軽やかなのです。
中から肉汁がじゅわっと、口いっぱいに広がります。
食べる前に想像していたような、こってりした油の重さはありません。
最後までさっぱりと飽きずに食べられたのが、こちらの「みそかつ 三和」の凄みです。
そして秘伝のタレが絶妙に美味しい!肉に絡めて最後までお皿に残ったタレを味わいました。
私は初めてこちらのお店を訪れ、定食を一通り食べて店を出たあとの帰り道「いやー、このお店は絶対にまた来る!」と、一人心に誓ったあの感動を今でも忘れません。
山形豚を使用した、一度食べたらまた食べたくなる『厚切りロースみそかつ』
『みそかつ 三和』の「みそかつ」に使われている肉は、『山形豚』という、厳選された三元豚の一種を使用しています。じっくりと丁寧に育てられた山形豚ならではの、繊細な肉質と上質な脂の旨みが特徴です。
私は初めてお店を訪れた際、看板メニューの『厚切りロースみそかつ』を味わい、その旨みの印象が強く残りました。
それ以来、忘れられない味となっています。
地元の常連客はもちろん、遠方から訪れた方も、しばらくすると「また食べたい」と、すぐにでも『みそかつ 三和』へ足を運びたくなるのではないでしょうか?
それほどまでに、印象に残る『厚切りロースみそかつ』なんです。
ブレス(管理人)実は私はこの『厚切りロースみそかつ』を、かれこれ10食以上食べています。時々無性に食べたくなる、クセになる味わいです。
「秘伝の味噌ダレと山椒」の相性抜群!クセになる味わい


私は数は少ないながらも、それまでにも、みそかつは何度となく名古屋でも食べてきましたが、『みそかつ 三和』の味わい深さは、今まで食べてきた「みそかつ」の概念が一気に覆されるほどでした。
『三和』の味噌ダレは、こってりとコクがありながらも、不思議なほどさっぱりしています。
最初のひとくちは「なんだ、これ!? 病みつきになりそう」という感想でした。
食べ進めるうちに、もう箸が止まらず、いくらでもこの味噌を味わいたくなったのです。
そして、肉汁あふれるジューシーなとんかつに味噌ダレをつけると、その相性の良さに思わず酔いしれるほどの旨みが、口の中に一気に広がりました。
味噌は地元の味噌をベースに八丁味噌と信州の白味噌を、独自の比率で調合し、他に真似のできない深みのある味に仕上げているそうです。また、こちらの味噌のポイントは「山椒」です。ピリッとした山椒が、甘いコクのある秘伝のタレの味を際立たせています。
濃厚な味噌ダレなのに、胃もたれせずさっぱりとして食べられます。
食べ終わった直後に「また食べたい」と即座に思ってしまうんです。
実際私は何度も「みそかつ 三和」には通っていますが、毎回この味噌ダレにやられています。



初めて「みそかつ 三和」の「みそかつ」を食べた時の美味しさの感動は、今でも鮮明に覚えています。
「みそかつ 三和」はみそかつだけじゃない!定食全体の完成度も魅力がある


驚くべきことに、『みそかつ 三和』の定食の美味しさは『みそかつ』だけじゃないんです。
実は、『みそかつ』同様に驚いた、ご飯、味噌汁、千切りキャベツ、マカロニサラダの美味しさといったら、ありません。
まず私は、味噌汁の出汁の濃さに感動しました。
味噌汁をひと口飲んだ瞬間、この店の実直な姿勢が伝わってきました。
そしてご飯の甘みと絶妙な炊き加減、キャベツのみずみずしさと甘さは、「この価格(初めて行った2017年時点、『厚切りロースみそかつ』は1,000円)でここまでできるの?」と、びっくりしたものです。
そして、キャベツの合間に見え隠れする『マカロニサラダ』が絶品なのです。
私は、こってりしたマヨネーズで和えられた『みそかつ 三和』のマカロニサラダのファンになってしまいました。
それ以降、「マカロニサラダを多めにお願いします!」と恥ずかしながら、「やはりせっかく来たんだからあのマカロニが食べたい」と恥を忍んでリクエスト注文したことが、何度かありました。
別料金でも納得できる料金なのに、お店の方は2、3回マカロニサラダのやや大盛りを私にサービスしてくださいました。
今では原価高騰もあり、このサービスは難しいだろうと流石の私も遠慮しています。
当時何回か私のわがままなリクエストに応えてくださった店主には感謝です。
別料金払ってでも、私はこの『マカロニサラダ』を山盛り食べたいという衝動に、毎回駆られます
そして最近は『マカロニサラダ』のコストが上がったせいでしょうか、『スパゲティーサラダ』に変わってきました。
いずれにせよ、『みそかつ 三和』の定食は、一つのお盆に並ぶ料理のすべてが、とても満足度が高いのです。
メインはもちろん、ご飯や味噌汁、小鉢に至るまで、一品一品にこだわりが感じられます。
全国には、人気の定食屋さんがたくさんありますが、定食全体の満足度の高さから総合的に見ると、岐阜の『みそかつ 三和』は特に私の印象には深く残りました。


【メニュー一覧】1,000円台とは思えない驚きのコスパ!
驚くべきことに『みそかつ 三和』は、これほどのクオリティと納得の満足感にもかかわらず、懐にとても優しい『コスパ』なんです。
初めてお店を訪れた時も、この価格には正直驚きました。
この価格だったため、正直そこまで期待していなかったということもあります。「厚切りロースみそかつ」の豚肉だけでも充分満足できてお腹いっぱいになるのに、ご飯や味噌汁、キャベツ、そしてマカロニまで本格的でこの価格。
『厚切りロース』は、私が訪れた2026年春の時点で1,200円前後で食べられました。
もっと安いのもあります。この価格には、初めて行った時から今でも驚かされます。
また、女性の方には「少なめ」「中間」「多め」と、ご飯の量を自由に選べるようになってます。
最近は原価高騰で外食の価格も軒並みどんどん上がっていますが、みそかつ 三和は消費者に寄り添い、懐に優しい価格で高品質な定食を提供し続けてくださっています。
『みそかつ 三和』の良心的な価格設定と、満足度の高い品質で食事を提供し続けてくださる姿勢には、感謝しかありません。


※こちらのメニュー情報は、私が2026年4月に訪問した際のものです。現在の価格やメニューは変更されている可能性がありますので、目安として参考にしてくださいませ。
冬季限定!みそかつ三和の隠れた人気メニュー「カキフライ定食」


また、『みそかつ 三和』には、期間限定の人気メニューがあるのです。
(※こちらは以前、冬の時期(1月〜3月頃)に訪問した際の体験記録です。最新のメニュー内容や価格とは異なる場合があります。)
カキ好きにはたまらない、旬の海の恵みである「カキフライ」が提供されることがあります。
私が初めてここの「カキフライ」の存在を知ったのは、食いしん坊の岐阜県在住の友達からでした。
ある時、「冬の時期だけ食べられる、とても美味しいカキフライがあるんだよ」と、私に教えてくれました。
その言葉を聞いて以来、ずっと、カキ好きの私は気になって仕方がありませんでした。
早速時間を作って訪問しました。
食べてみると、衣はサクサク中のカキが驚くほどジューシー。そして身が大きくて柔らかく甘い。
口に入れた瞬間にカキの旨味と甘みが口いっぱいに広がります。
思わず「これはまた食べたい」と、食べた瞬間に思い、これは噂が広がりそうだと感じました。
頻繁に来られるわけでもないのに、「人気ですぐに売り切れてしまいそう」と、自分の注文分がなくなることを心配してしまうほどでした。
特に私が気に入ったのは、カキ特有の生臭さが感じられず、とても新鮮だったことです。
普段あまりカキを好まない方でも、『みそかつ 三和』のカキは、食べてみる価値があるかもしれません。
冬の時期になると、限定の隠れメニュー「カキフライ定食」を目当てに訪れるお客さんもいらっしゃるようで、「みそかつ」と並んで人気のメニューとなっています。
提供期間は1月〜3月頃の期間限定。
私はこのカキフライが食べたくて、思い立ったタイミングで2回ほど訪れました。
カキ好きの方はもちろん、気になる方はぜひこの時期を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。(※季節限定メニューのため、詳細は店舗へご確認ください)。
また、店員さんに「カキフライ定食」があるか確認してからのオーダーになります。
確実に食べたい方は、事前に電話で確認されることをおすすめします。



私が行った時は広島産のカキでした。身が柔らかくてプリプリでした。
『みそかつ 三和』でスムーズに食事を楽しむためのポイント


私はこれまで何度も『みそかつ 三和』に並んでいますが、ここまで美味しいみそかつのお店なのだから、「並ぶのは仕方ない」と割り切って、入店を楽しみに待っています。
何より、「今日は厚切りにしようか、ヒレにしようか?」と考えている時間も待ち遠しくて楽しいです。
並んでいるお客様も、入店してみそかつを食べられることを、心待ちにしているような雰囲気が伝わってきます。そして、店から漂う揚げ物の香りに期待はどんどん高まります。
また、初めて行かれる方は、時間に余裕を持って到着されることをおすすめします。
何しろ『みそかつ 三和』は地元でも人気店です。
「並んででも食べたい」というファンも普通にいらっしゃいます。日によってはすぐ入れることもあります。そういう時は、とっても嬉しい気持ちになります。
また、とんかつが売り切れ次第終了になることもあります。
営業時間は11時からですから、確実に食べたい方は、少し早めに到着されることをおすすめします。
『みそかつ 三和』には専用駐車場がありません。 ですが、柳ケ瀬商店街周辺には、コインパーキングがいくつかありますので、事前に場所を調べておくと当日がスムーズになりおすすめです。



お店は、多い時は10人ほど並んでいます。しかし、すぐに入れる日も稀にあります。そんな時は本当にラッキーです。
店舗情報|みそかつ 三和(岐阜県岐阜市・柳ケ瀬商店街内)


・店名: みそかつ 三和(さんわ)
・住所: 岐阜県岐阜市神室町1-39 レンブラントビル1F
(※徹明通7丁目は近隣エリアの誤記。柳ケ瀬商店街内です)
・電話: 080-5101-0444
・営業時間:11:00〜14:30 / 17:00〜20:00(※平日中心。変更の可能性あり)
・定休日:毎週水曜日+第3火曜日
・予算:1,150円〜2,500円
・最寄駅: 名鉄岐阜駅 徒歩約9〜15分
・支払い方法:現金のみ(カード・電子マネー不可)
まとめ|岐阜で『みそかつ』を味わうなら『みそかつ 三和』は外せない


岐阜に来たら、一度は食べてみてもらいたい私の激推し、『みそかつ 三和』のご紹介でした。
私は毎回、『みそかつ 三和』を出た帰り道、「また来なきゃ」と、強く思うのです。
『みそかつ 三和』はそれぐらい中毒性があります。
私自身、岐阜の飲食店を何軒か食べ歩いてきましたが、『みそかつ 三和』は何年経っても印象に残る定食屋さんのひとつです。
父から娘へと受け継がれた、真心のこもった『味噌だれ』。
さらに、豚肉の選定へのこだわりに加え、山椒の香り、ご飯や味噌汁、キャベツに至るまでのすべてが丁寧に料理され、とても満足度が高いのです。
そんな定食屋さん『みそかつ 三和』は、まさに岐阜の魅力を最大限に感じさせてくれる、とんかつの名店です。



私自身、岐阜に友人が遊びに来ると必ず案内するのが『みそかつ 三和』です。食べ終わったあと、すぐにまた食べたくなるような中毒性があります。岐阜に来られた際は、ぜひ一度体験してみてください。
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