
以前、三重県鈴鹿市に住む知人から、見た目も美しく、忘れられない和菓子をいただきました。
そのお店は『亀屋清泉庵』。
近鉄鈴鹿市駅から歩いて3〜4分ほどの場所にある、地元で長年親しまれている和菓子店です。
私が初めていただいたのは「上生菓子」でした。
外側がお餅で中に白餡が入っていたり、繊細な練り切りだったり、艶やかな羊羹のようなものだったりと、とにかくどれもが美味しく心に強く残りました。
その味がどうしても忘れられず、思い切って実店舗まで足を運んだほどです。
その後、お電話での注文にも対応していただけることが分かり、お取り寄せでも利用しました。
わざわざ遠くまで出向かなくても、深く惹かれたあの和菓子の味を自宅で楽しめるのだと分かり、電話口でとても嬉しくなったことを、今でも鮮明に覚えています。
今回は、私が実際に『亀屋清泉庵』の和菓子を味わった感想を、撮影した写真とともにご紹介します。
【この記事からわかること】
・鈴鹿「亀屋清泉庵」の長く愛される魅力と、創業100年以上の歩み
・鈴鹿ブランドにも選ばれる「鈴鹿最中」や和菓子を実際に食べた感想
・お土産や日常のおやつにも使える、和菓子のラインナップと価格帯の目安
・近鉄鈴鹿市駅からすぐ!お店の場所・アクセス・営業時間まとめ
・訪問前に知っておきたいお取り寄せ・通販情報や定休日の注意点
皆様の、お取り寄せの参考になれば嬉しいです。
創業100年の味|三重県鈴鹿『亀屋清泉庵』の和菓子
三重県鈴鹿市で、創業以来100年以上にわたり和菓子づくりを続けてきた老舗が『亀屋清泉庵』です。
実店舗は、近鉄鈴鹿線「鈴鹿市駅」から徒歩約3〜4分の場所にあり、「旧伊勢街道」という江戸時代から多くの旅人が伊勢神宮を目指して歩いた道の近くにあります。
お店に行くまでの道のりは風情があり、建物にも歴史を感じる佇まいがありました。
正統派の和菓子らしい上品な甘さと、食べた後も心に残る味わいが印象的で、私には、お菓子一つひとつから職人さんの丁寧な仕事ぶりが伝わってくるようでした。
「こんなに歴史のある和菓子屋さんが三重県鈴鹿にあるなんて」と、深く感動しました。
甘さは控えめで、じんわりと体に染み渡るような優しい味わいです。それでいて、一度食べると記憶に残るほど印象的な味覚の和菓子でした。
看板商品は『亀の子最中』|店名『亀屋清泉庵』にちなんだ和菓子

こちらは、お店の看板商品、店名『亀屋清泉庵』にもちなんだ縁起物の亀をモチーフにした「亀の子最中」です。
どこか安心感のある、優しい味わいとして、私の中で記憶に残っています。私がいただいた時、うっかり「亀の子最中」の写真を撮り忘れてしまったため、今回はその愛らしい姿をイラストに起こしてみました。
中には粒あんがぎっしりと詰まっています。私はもっぱらこしあんより粒あん派なので、このような最中は大好物なのです。
お店に伺うお客さんの多くは、日持ちするこの最中をお土産に一緒に買っていかれるそうです。一般的な最中は甘さが濃い目ですが、不思議なことに「亀の子最中」はしつこさがなく、さっぱりといただけます。お店の定番商品の一つとして親しまれ、お土産として購入される方も多いようです。
また、亀は縁起物ですので、友達や知人、お世話になった方々へのちょっとしたプレゼントや、お祝いの際の手土産や引き出物など、喜びごとの場でも喜ばれ、多様に活用できて重宝しますね。
ブレス(管理人)「亀の子最中」は亀をかたどった外観のデザインに愛着が湧きます。
縁起物としての愛嬌だけではなく、創業100年以上を誇る老舗『亀屋清泉庵』ならではの貫禄と品格も感じられる、力強い和菓子だと思いました。
鈴鹿の風土を閉じ込めた「鈴鹿最中」も人気


『亀屋清泉庵』の代表的な商品、「亀の子最中」の他にもう一つ忘れてはならないのが「鈴鹿最中」です。
鈴と鹿の図柄が施された最中の皮の中には、大納言と抹茶の2種類の餡が用意されています。
昔ながらの最中らしい、どっしりとした粒餡が印象的です。
どっしりとした粒餡の濃厚さがありながらも、実際に食べてみると、必要以上に甘すぎることがないのが不思議です。
「鈴鹿最中」にも、『亀屋清泉庵』の和菓子職人の丁寧な手仕事の様子が伝わってくる、伝統のある昔ながらの最中で上品な味わいでした。
ひとくち口に含むと、最中の香ばしさと、優しい甘みが口の中いっぱいに広がります。
「鈴鹿最中」には鈴鹿という地名が入っているだけあって、「鈴鹿の名物」として人気があります。
三重県は全国3位の抹茶生産量を誇る土地でもあります。その三重県産の抹茶が餡に使用されているということで、鈴鹿土産としても親しまれているようです。
「お取り寄せ」も可能|ぜひおすすめしたい三重県鈴鹿が誇る和菓子店


秋のお取り寄せメニュー
私が皆さんにぜひおすすめしたい利用方法が、電話でのお取り寄せです。
遠方であっても、『亀屋清泉庵』ならではの新鮮な生菓子を味わうことができます。
私が以前お取り寄せしたのは、ちょうど「栗きんとん」が出回る秋の季節でした。
「栗きんとん」を中心に、上生菓子をいくつかお取り寄せのお願いをしました。
上の写真の一番上、左右に並んだものが「栗きんとん」です。
2段目の左側が、シャインマスカットが入った白餡の大福。
そしてその下が、抹茶餡の中に粒餡が入った生菓子です。
また、左下はピンクのお餅の中に白餡が入っており、可愛らしい春の色合いに思わず胸がときめきました。
その右側は、黄身餡の入った焼き菓子風の生菓子でした。
実食レビュー|三重県鈴鹿「亀屋清泉庵」の生菓子の味は?
ほんのりと優しい甘さの「栗きんとん」
和菓子の味わいは、どれも相変わらず実に上品で、「優しい甘さ」です。
「そうそう、この味!」
どれも『亀屋清泉庵』の実力が感じられる品々ばかりです。
特に一番上の「栗きんとん」は、栗本来の風味が豊かで、奥深くほんのりと優しい甘さ、そして蒸した栗がなめらかで、心がほっとするような味わい。ほうじ茶との相性が抜群でした。
白餡に包まれたジューシーな「シャインマスカット」の大福
2段目の「シャインマスカット」の大福は、シャインマスカットが想像以上に新鮮で、パリッとみずみずしい味覚が印象的です。
外側のお餅は柔らかく、中は白餡に包まれているのですが、白餡とジューシーなシャインマスカットが、ここまで相性が良いことを初めて知り、とても新鮮な体験でした。
大福の中にフルーツを包み込む和菓子が多くみられますが、今までフルーツを中に入れる大福にそれほど目を向けたことがありませんでした。
しかし、『亀屋清泉庵』の白餡仕立ての「シャインマスカット大福」を食べてみて、フルーツ大福に対して私が今まで抱いていた固定観念が、大きく変わりました。
「どんな味なんだろう?」と好奇心でオーダーしたのですが、すべての組み合わせが実に素晴らしいのです。
餅の柔らかさと、ほんのり甘酸っぱいシャインマスカットを白餡が優しく包み込んだ一体感に、「フルーツ大福って、こんなに美味しかったのか」という感動に変わりました。
また機会があったら取り寄せてみたいと思っています。
上品な甘さの「粒餡の上生菓子」
さて3段目は、私の大、大、大好きな『粒餡』が包まれており、外側は抹茶味のあんで優しく包まれている上生菓子です。実になめらかで、繊細な舌触りです。
粒餡は存在感がありながらも、外側のあんと一体となって、口に含んだ瞬間に優しく喉へと溶けていきました。
やはり甘すぎず、ちょうど良い甘さ加減です。何個でも食べられる美味しさです。
『亀屋清泉庵』の和菓子の良さを知るには、ぜひ食べておきたいお菓子だなと思いました。
何度でもリピートしたい魅力がある「白餡の上生菓子」
そして一番最後の段、左側のピンクのお餅の中に白餡が入った生菓子は、子どもの頃、ご褒美でもらった生菓子をふと思い出すような、懐かしい味わいでした。
ピンクの色合いが練り込まれたお餅の中に、優しい味の白餡が入っていました。
子供時代は、ここまでは和菓子が好きではありませんでしたが、このような上生菓子は、時々親が法事でもらってきたものを食べさせてもらいました。
当時は和菓子の奥深さがまだ子供心に分からず、「甘さが足りない」と物足りなさを感じていましたが、大人になると分かります。これくらいの甘さこそが、和菓子本来の上品さを引き立てるのだということを。
ですが、『亀屋清泉庵』の生菓子は、たとえ中が白餡であっても、私好みのほんのりとした優しい甘さがツボだったので、味わい深かったです。
柔らかな香ばしさ「黄身餡の上生菓子」
右側の、同じく白餡が入った外側が黄色い生菓子は、少し焦がしたような柔らかな香ばしい味がしました。
隠しきれない品性があり、中の黄身餡を上手に引き立ててくれていました。黄身餡はしっとりとしていて、一緒に口の中で溶けていきました。品の良い甘さで、「また食べたい」と思わせてくれる生菓子でした。
生菓子は日持ちがしないため、自分のタイミングで少しずつ食べるというよりは、早めに旬の美味しさを味わう必要があります。
『亀屋清泉庵』の生菓子は、届くとすぐに食べたくなるほど美味しく、毎回あっという間に食べてしまいます(笑)。
食べ終わると「また食べたい」と、すぐに注文したくなってしまうほどです。少なくとも季節の変わり目ごとに注文できたら嬉しいです。
お取り寄せ時のポイント
『亀屋清泉庵』でお取り寄せ注文をする際は、到着希望日から逆算して余裕を持ってお願いするのが良いでしょう。
時期によって品物が変わるので要確認です。
私の場合は、3〜4日前に電話して、到着希望日の要望をお伝えした記憶があります。
生菓子が一つずつ丁寧に個別パッケージに入っているのも、嬉しい心遣いですよね。
1つずつパッケージに入っているので、贈り物や手土産にもぴったりです。





器に盛り付けると、うっとりします。何度眺めても癒されます。
「亀屋清泉庵」の品格ある和菓子は、お皿に載せるだけで一枚の日本画のように品を持って静かに佇む魅力があります。
目でも口でも楽しめて美しい。日常にこのようなご褒美があることが私のささやかな幸せです。
店舗情報|亀屋 清泉庵(三重県鈴鹿市)
・店名:亀屋 清泉庵(かめや せいせんあん)
・住所:三重県鈴鹿市神戸8丁目25-16
・電話番号:059-382-0343
・ジャンル:和菓子(季節菓子・焼き菓子など)
・営業時間:火〜日 08:30〜18:30
・定休日:月曜定休
・予算:数百円〜1,000円前後(商品によりけり)
・予約:要確認
・支払い方法:現金中心(※詳細は店舗にて要確認)
・公式サイト:なし
・公式オンラインショップ:なし(お電話での地方発送・お取り寄せに対応されています。時期により内容が変わるため、詳細は店舗へご確認ください)
・最寄り駅:近鉄「鈴鹿市駅」から徒歩5分前後
・車でのアクセス:可(※駐車場の有無は要確認)
・その他:地元密着の老舗和菓子店(手土産利用におすすめ)
まとめ|お取り寄せもおすすめ!三重・鈴鹿で立ち寄りたい和菓子店





今回、多めに注文した栗きんとん。 旬の栗をふんだんに使い、甘さを抑えめな栗きんとんはほうじ茶にぴったり。写真を見ながら、仕事の合間に楽しんだひとときの余韻に浸っています。
100年以上の伝統がある、鈴鹿の老舗和菓子屋
三重県鈴鹿の和菓子屋『亀屋清泉庵』は毎朝早くから営業しており、定休日は月曜日とのこと。
鈴鹿の名所を散策する途中に立ち寄れます。旧伊勢街道の歴史を感じながら、老舗の和菓子でほっと一息。
そして手土産にもなる地域に愛される和菓子屋さんで、じっくりとお土産を選べます。
もちろん三重県を訪れる機会があれば、ぜひ実際に店舗へ足を運ばれることをおすすめします。
実際に私も店舗に伺った時は、お店の風格に圧倒されました。古い町並みの中で、歴史を感じさせる建物からは、100年以上にもわたる伝統ある和菓子屋の風情を感じられます。
店内に入ると、品の良さが際立つ『亀屋清泉庵』のお菓子の数々は、懐かしくもあり心がほっと安らぎます。
一方で、お取り寄せなら遠方からでも気軽に楽しめるため、日常のほっとするひとときのスイーツとしてもぴったりです。
ふと食べたくなる、手に取りやすい和菓子の魅力
甘いものが好きで、これまで各地の和菓子を食べ歩き、お取り寄せもしてきました。
中でも『亀屋清泉庵』の和菓子は、どこか懐かしさがあり、心がすっと落ち着くような優しい甘さが印象に残る和菓子です。
生菓子のため日持ちはしませんが、お取り寄せもできるため、食べたいと思ったタイミングで楽しめるのも魅力のひとつです。見た目も美しく、テーブルに置いて眺めていると、気持ちも和みます。
100年以上愛され続けてきた理由は、こうした上品な味わいのなかにもあるのだと感じました。
三重県を訪れる機会があれば、ぜひ訪問してみてください。



このお店の和菓子が好きで、長く続いてほしいという思いからこの記事を書きました。少しでも、皆様のお取り寄せや和菓子選びの参考になれば、嬉しいです。
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