
「親が亡くなったあと、親のクレジットカードはどうなっちゃうの?」
といった、ご遺族による疑問はよくあることです。
クレジットカードはすぐに止まると思っていても、カード会社に申請しない限り止まりません。
『銀行口座の凍結』はよく知られていますが、
『クレジットカード』については、
「いつ停止すべきか?」
「年会費やサブスクはどうなるのか?」
など、分からないことが重なります。
実際に、私の知人のご遺族も
・亡くなった親のカードでサブスク料金が引き落とされ続けていた
・家族カードの扱いが分からず放置してしまった
・クレジットカードによって貯めていたポイントが失効してしまった
といったトラブルの後日談も珍しくありません。
結論から言うと、
名義人が亡くなった場合は、
「いち早くクレジットカード会社に名義人の死亡連絡をして、クレジットカードの停止手続きをする」
ことが重要です。
本記事では、
・親が亡くなった後のクレジットカード停止手続きの流れ
・カードを放置すると起こる3つのトラブル
・ポイントやサブスクの扱い
・遺族がやるべき具体的な対応
について、分かりやすく解説します。
本記事を読むことで、
家族が亡くなった後のクレジットカード手続きをスムーズに進めるコツを掴むことができます。
【結論】親が亡くなったらクレジットカードはどうなるの?

結論は、名義人が亡くなった場合はカード会社に連絡するとクレジットカードは即利用停止が可能です!
クレジットカードは「本人契約」の金融サービスだからです。
名義人が死亡すると契約は即時終了扱いとなります。
たとえ家族であってもそのカードを使い続けることはできないのです。
え、自ら連絡しないとだめなのか?
カードって自然に止まると思ってました。



要するに、親が亡くなったことを報告しない限り、クレジットカード会社は死去を知りません。
だからクレジットカード会社への名義人の死亡による停止手続きは遺族からの申請が必要なのです。
クレジットカード停止申請は優先順位の上位です。
👉詳しくはこちらの記事もあわせてご覧ください。


クレジットカードを放置すると起こる【3つのトラブル】
【3つのトラブル・その①】サブスク料金の支払いが続く…


動画配信サービスや音楽配信、クラウドサービスなどはクレジットカード決済支払いが常です。
例えば
・Netflix
・Amazonプライム
・Apple iCloud
・Adobe Creative Cloud
などはカード決済が基本です。
私の知人のご遺族の体験談にもありましたが、カードを放置していると、こうしたサブスク料金がそのまま請求され続ける『サブスク地獄』になってしまうことがあり大変です。
【3つのトラブル・その②】年会費が請求される


クレジットカードのなかには年会費が発生するものもあります。
こうした場合、クレジットカードのを解約しない限り、年会費は更新されます。
特にゴールドカードなどは年会費が1万円以上するケースもあります。
気づかないうちに請求が発生してしまうことがあるので注意したいものです。
【3つのトラブル・その③】ポイントが失効する


多くのクレジットカードは、解約すると、せっかく貯めていた貴重なポイントも自動的に失効してしまいます。
そのため、カード会社にクレジットカード停止の連絡する前に、ポイント残高を確認しておくとよいでしょう。
クレジットカードの自動引き落としが続いて困るケースは、サブスクの解約方法とも深く関わります。
こちらもあわせてご覧ください。
↓
👉親の死後・サブスク解約方法!スマホが開かなくても止める方法3つ


クレジットカード停止手続きの手順【3ステップ】
【STEP①】クレジットカードカード会社への電話連絡


クレジットカード裏面にあるサポートセンターへ電話し、
・名義人の氏名
・生年月日
・死亡したこと
これらを、伝えましょう。
【STEP②】必要書類の提出


クレジットカード会社によっては
・死亡届のコピー
・戸籍謄本
・除籍謄本
・カード契約書
などを求められるケースがありますので心しておきましょう。
【STEP③】カードの解約・破棄をする


カード会社の案内に従い、カードはハサミで切って破棄しましょう。
クレジットカード停止と同じく「親の死亡後に止めるべきお金の流れ」を把握するには、こちらの銀行口座の記事もぜひご覧ください。
↓
👉 親が亡くなったら銀行口座は凍結?葬儀費用に困らない対策【3つ】


【注意点】家族カードはどうなる?
クレジットカード会社による家族カードは「本会員の契約に紐づくクレジットカード」です。
そのため、本会員(クレジットカードの名義人)が亡くなると家族カードも自動的に利用停止になります。
遺族が同じカードを使い続けたい場合は、新しくクレジットカードを申し込みましょう。


『クレジットカード』と『銀行口座』の対応の違いとは?
・クレジットカード会社は
「名義人が死亡したと連絡した時点で クレジットカード の利用停止」
がなされます。
いっぽう、
・銀行口座は
「口座名義人の死亡を知った時点で銀行口座凍結」
といった違いがあります。
銀行口座凍結については、こちらの記事でも詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
👉親が亡くなったら銀行口座は凍結される?葬儀費用に困らない対策【3つ】


まとめ|クレジットカードは『早めに停止』が安心安全!


結論は、家族が亡くなった場合はクレジットカードを即座に停止することが良策です。
理由は、
・デバイス設定による延々と続くサブスク料金の継続請求がある
・クレジットカードの年会費・ポイント失効になる
といった、トラブルを未然に防ぐためです。
これ知らなかったら、私の場合、うっかり放置してしまいそうでした。



『銀行口座・スマホ・クレジットカード』
この3つは早めに整理整頓しておくと、遺族のあとあとの負担がかなり減ります!
人が亡くなるときは突然のことも多く、慌ただしい手続きに追われることがあります。
しかし、最優先事項からひとつずつ順番に進めていけば、負担を最小限に抑えながらスムーズに対応できますよ。
日頃からぜひチェックしてください。
クレジットカードへの対策だけでなく、『親の死後の手続き』を全体で確認したい場合はこちらの記事もおすすめです。
↓
→ 親が亡くなった後に必要な手続きまとめ|終活・チェックリスト










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